もうひとつの働く・働き方・就労・相談室
あなたの“これから”を一緒に考えるセカンドオピニオン支援
セカンドオピニオン(第二の意見)
就労や生活相談におけるセカンドオピニオンとは、現在受けている支援やアドバイスに対して、別の専門家や機関から第二の意見を求めることを指します。
主な目的:
・現行の支援内容や方針に対する疑問や不安の解消
・異なる視点からのアドバイスを得て、より適切な意思決定を行う
・支援内容の妥当性や効果を検証する
例えば、就労移行支援サービスを利用している方が、現在の支援方針に疑問を感じた場合、別の支援機関や専門家に相談し、異なる意見やアドバイスを求めることがこれに該当します。
サードオピニオン(第三の意見)
サードオピニオンは、セカンドオピニオンを受けた後もなお疑問や不安が解消されない場合に、第三の専門家や機関から意見を求めることを指します。
主な目的:
・複数の専門家の意見を比較・検討し、最適な支援方針を選択する
・特定の分野における専門的な知見を得る
・中立的な立場からの意見を求める
例えば、難病、精神疾患、がん、高次脳機能障害、知的障害や発達障害がある方々、治療と就労の両立に関する支援を受けている方が、異なる支援機関からの意見を比較し、最も自分に適した支援方針を選択する際に、サードオピニオンを活用される。
活用の意義
・多角的な視点の獲得:複数の専門家の意見を比較することで、より広い視野で問題を捉えることができます。
・意思決定の質の向上:異なる意見を参考にすることで、より納得のいく選択が可能となります。
・リスクの軽減:一つの意見に依存せず、複数の意見を取り入れることで、誤った判断を避けることができます。
・情報の整理:複数の意見を受ける際には、それぞれの意見の根拠や背景を整理し、比較検討することが重要です。
・信頼できる専門家の選定:意見を求める専門家や機関は、信頼性や専門性を確認した上で選ぶことが望ましいです。
・自己決定の尊重:最終的な意思決定は、自身の価値観や状況を踏まえて行うことが大切です。
就労や生活に関する課題は多岐にわたるため、セカンドオピニオンやサードオピニオンを活用することで、より適切な支援や解決策を見つける手助けとなります。
▶︎就労セカンドオピニオン・サードオピニオン
難病・障害とともに働くあなたへ、もう一つの支援の選択肢
多様な疾患、障害がある方の今から未来をともに考えるナビゲーション
治療と仕事の両立を支える“もう一人の専門家”の視点
我々は、就労支援にも“セカンドオピニオン”のように、第三者の意見がきける、そうした窓口を設置し、利害関係者ではない外部の意見を今とこれからの参考にできる、ナビゲート、サポートに取り組んでいます。